こんにちは!!
京都の宇治で美容師をしております、原です。
2021年、1月5日よりデビューしました、もしかすると今後、メインで使用するかもしれない、新しいカラー剤
nature deep color ネイチャーディープ シリーズより
『IROLID』イロリドカラー by ムーラン エ ムーラン
について、思う存分語りたいと思います。
少しひいき目にはなりますが、この新カラー剤「IROLID イロリド」の商品開発に少しだけ関わらさせて頂き、とても愛着のあるカラー剤となっております。
もちろん、関わらさせて頂いたときには
やはり、カラーが大好きな僕ですから
「青色〇〇号をこれだけ入れて欲しい」
とか
「赤色〇〇号をこれだけに抑えて欲しい」
とか、化学的な成分などの調合などの部分は
全くわからず( ̄▽ ̄)
ただムーラン エ ムーランさんが作ってくださる試作品を、何度も何度も使用させて頂き、美容師目線、お客様目線で意見交換や改善点などをお伝えさせて頂き、思い描いていた期待を上回り、満足というレベルまでの商品が完成し、やっと発売開始の時がやってきました。
商品のコンセプトは!?
数ある美容メーカー、数あるヘアカラー剤。
一体何が違うのでしょうか!?
IROLID イロリドカラーのコンセプトはズバリ
↓↓
髪に イロドリ 閉じ込める
濃厚ファッションカラー
ということで、髪に彩りを閉じ込める。
どういう事なのでしょうか?
IROLID イロリドというネーミングの由来。
IRO (色)+ LID (ふたをする)=IROLID (髪に美しい色を閉じ込め、長く楽しめる)
という意味が込められた造語で、より美しい色を、より長持ちさせる事が、このIROLID イロリドカラーの最大の特徴だと言えます。
なぜ、色が長持ちする!?
従来のカラーより、122%の色持ちを可能にしたイロリドは、なぜ、そのような事が可能になったんでしょうか!?
こんな秘密がありました。
- 配合量2倍の鮮やかな染料
- アルカリ30%カット
- ブリーチ力に頼らない
- 潜ませラベンダー効果
と、言われるだけでは、何のことかわからないと思うので、もう少し詳しく説明します。
①配合量2倍の鮮やかな染料
ヘアカラーにおいて、一番重要になるのが、この染料です。
色そのものの原料なので、これがないとまず希望通りのヘアカラーができません。
その鮮やかな染料の配合量を、単純に2倍にし、さらに、1分で髪に浸透する、「浸透型アミノ酸」も配合されており、その作用で、色の深みと高い水準での鮮やかさを両立した濃厚発色が可能になりました。
単純に、色が濃い=色の持ちが良い です。
②アルカリ30%カット
現在、主に使用されているヘアカラーは、酸化染毛剤と呼ばれる、アルカリカラーが主体です。
定期的に染めているヘアカラーも白髪染めも、ヘアマニキュアやヘナなどを除けば、大体アルカリカラーです。
アルカリ剤が含まれていることで、髪の毛を明るくしたり、浸透させてくれたりと、ヘアカラーには欠かすことのできない成分でもあります。
その分、色持ちも良く、オシャレな希望の色に染められる事が最大のメリットですが、やはりアルカリを使用することでのダメージが最大のデメリットでもあります。
イロリドは、ムーラン エ ムーランお得意の低アルカリ処方を採用することにより、アルカリ成分を30%カットしてダメージを抑え、より色味を長持ちさせるヘアカラーを作ることに成功しました。
単純に、傷んだ髪=色持ちが悪い です。
③ブリーチ力に頼らない
②の話とも共通する部分も多いのですが、髪の毛が染まるメカニズムは、わかりやすく言うと、一度髪の毛を明るくして、そこに染料をいれて、ヘアカラーが仕上がります。
カラー剤に含まれるアルカリ成分により、まず髪の毛がブリーチ(脱色)され、後を追うように染料(色味)がじわじわと入っていく仕組みです。
最近のヘアカラーでは、特にこの関係が強く、まずベースの髪色を、アルカリによるブリーチ力を強めて、濃い色を入れて、綺麗な色を作り出すというのが主流です。
しかし、ブリーチ力が強いと、どうなるでしょう??
もちろん、髪へのダメージは強くなり、色の持ちも悪くなってしまいます。
色が抜けた後、思っていたよりも明るくなってしまうのは、それが原因と言われています。
イロリドでは、ブリーチ力に頼らず、ベースを明るくしすぎないようにカラーリングすることが出来るので、色持ちがよく、色が抜けた後も明るくなりすぎることなく、低ダメージでのお仕上げが可能です。
でも、明るくせずに染めることは出来るのでしょうか!?
④潜ませラベンダー効果
潜ませラベンダーって何!?
イロリド全色に、1色だけ共通して含まれている色素
それが潜ませラベンダー。
このラベンダーの色の役割がとても重要なんです。
イロリドは、ブリーチ力に頼らないカラーです。
そのために配合された、潜ませラベンダーが、ベースの色の補整してくれる役割をしています。
イロリドでは、ベースをただ明るくするだけでなく、ラベンダーで色を補整することによる『錯覚トーンアップ効果』で、髪の毛を明るく見せることが、ブリーチ力に頼らなくても、しっかりとカラーリングできる仕組みとなっています。
ここまでをまとめると
- ブリーチ力に頼らず、錯覚トーンアップ効果で髪の毛を明るく見せる。
- 濃い染料で発色させる。
- ダメージ少なく、色持ちが良い。
- 色が抜けても明るくなりにくい。
など、メリットが多く、一度染めてみたくなるようなカラー剤です。
色の種類は!?
メーカー公式では
N・・・ナチュラル
赤みを抑えたヌーディーなナチュラル
Gr・・・グレージュ
透明感とやわらかさで気品漂う上質グレージュ
Si・・・シルバー
わずかに青みを感じるクールで洗練された艶感シルバー
A・・・アッシュ
深みと透明感を両立したコバルト系ブルーアッシュ
M・・・マット
北欧人のような赤味のないやわらかさを表現する透け感マット
P・・・ピンク
アンダーの黄味に負けない大人のベリー系濃密ピンク
BV・・・ブルーバイオレット
ドラマチックな透明感で魅せるブルーバイオレット
の、7種類のカラーラインナップ。
ピンクを除けば、全て赤味を抑えた色素構成で、透明感などのトレンドも意識されたカラー剤に仕上がっています。
アクセントカラー越えの5レベルライン
各色それぞれ、染料濃度は濃いものの、特に注目したいのが5レベルのライン。
アクセントカラーを越えた、超濃厚ティント。
トーンダウンはもちろん、ブリーチオンカラーなどにこの5レベルラインをミックスしたりして使用することで、より鮮やかなカラーの色彩コントロールが出来るのもイロリド5レベルの楽しみなところです。
※5レベルは相当色素が濃いので、場合により、トーンダウンしすぎる事もあるので注意も必要です。
実際に、ピンク5レベルをミックスして染めさせて頂いたカラーを、このイロリドのパンフレットにも載せて頂き、1回だけのブリーチをベースに染めさせて頂いたにもかかわらず、とても高発色で、簡単に綺麗な色で仕上げることが出来たことが、とても印象的でした。
ブリーチしていなくても、ハッキリとした色が楽しめるので、発色が良いのは美容師目線で見ても、とても助かる部分だと思います。
早い発色で、サロンワークの効率化
イロリドの高彩度染料は、発色開始が早い為、素早く塗ることがポイントです。
新生部 (根元)を塗ってから、時間を置かずにすぐ、既染部 (中間〜毛先)を塗ります。その後自然放置。
薬剤塗布が細切れにならず、まとまった放置時間が作れることにより、ほかの作業もできるので、効率よくサロンワークが出来ます。
まとめ
たくさんある美容メーカーから発売されるカラー剤は、常に進化をして、より良い商品として生まれてきます。
今回紹介させて頂いた
『IROLID イロリド』
を、もう一度まとめますと
ブリーチ力に頼らなくても、濃い色味で綺麗に発色させる
ダメージが少なく、色持ちが良い
褪色後の色が、明るくなりすぎない
時短カラーで、作業効率UP
低アルカリで低刺激
数多くのメリットがある、新ファッションカラー剤。
髪の毛が全く傷まないというわけではないが、ダメージは少ないはずです。
ダメージは蓄積される・・・
繰り返し染めるからこそ、後々わかる髪の毛へのダメージ。
どちらに転ぶかは、今後のヘアカラーで大きく変わるかもしれない・・・
数々のお悩みが、一つでも解消することができればと!!
イロリドカラーがきになる方は、ぜひご連絡ください。
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